レシラムとゼクロムを使う

こんにちは。先日京都のポケセンに初めて行ってきた黒蜜です。

今月試行錯誤していたレシゼク構築がある程度固まったのでここに記します。

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メンバー紹介

レシラム@こだわりスカーフ

おくびょう/CS252D4

クロスフレイム/だいちのちから/シャドーボール/あおいほのお

今回の主役その1。主な役割対象はザシアン・こくばバドレックス・日食ネクロズマなどです。現環境では相方と異なりあまり見かけませんが、勝るとも劣らない活躍を見せてくれます。

わざ・性格・もちものについて

最速スカーフにしないとザシアンを抜けないためこれで固定しています。

主力技のあおいほのおに加え、命中を安定させたい場合に有用なクロスフレイム、こくばバドレックス対策としてのシャドーボールを採用しています。りゅうせいぐんを使いたい相手があまりおらず、ヒードランなどへの有効打となりダイマックスすることでDを上げることもできるだいちのちからと入れ替えました。

強み

・フェアリー、こおりタイプで弱点を突かれない

ドラゴンタイプでありながら上記で弱点を突かれないため、通常のドラゴンでは太刀打ちできない相手とも渡り合える場面が多いです。とりわけ対ザシアンに対しては、はがね半減かつフェアリー等倍のため必ず一撃耐えることができます。

・ザシアンやこくばバドレックスに上をとりながら確殺できる

最速スカーフとすることで90族であるレシラムのすばやさ実数値は234となり、ザシアンの220・こくばバドレックスの222を上回ります。

またあおいほのおでH252D4ザシアンを確殺できます。それ以外への火力も考えてC特化にしていますが、108以上Cに振ることで同様の成果が上がります。同様にこくばバドレックスに対してもスカーフを除いて先制でき、シャドーボールで確殺できます。

・Dが高い

レシラムのD種族値は120あり、実数値は4振りで141となります。これはナットレイスイクンなど一部の耐久が得意とされているポケモンよりも高く、生半可な攻撃では落とせません。ダイマックスしているこくばバドレックスの無補正C特化ダイホロウ(アストラルビット)を一回耐え、お互いダイマックスしている場合は二度耐えます。

弱み

カイオーガに無力

Dが高いとはいえ雨しおふきを耐えられるはずもなく、こちらからも有効打がありません。よく見かけるザシオーガのコンビが相手の場合は基本的にレシラムを選出せず戦うことになります。

・Bはそこまで高くない

ランドロスがとりわけ厳しく、じしんを耐えません。

メタモンが天敵

積みアタッカーの宿命です。こちらもランドロスで対抗しましょう。

 

ゼクロム@いのちのたま

ようき/AS252D4

らいげき/げきりん/そらをとぶ/りゅうのまい

今回の主役その2。主な役割対象はカイオーガイベルタル、ホウオウなどです。

りゅうのまいが発動できればその力は強力無比ですが、積まずとも十二分な破壊力をもっています。このパーティで最もダイマックスするポケモンです。

わざ・性格・もちものについて

ダイマックスする積みアタッカーとして最も相性がよいであろういのちのたまを持たせています。主力技のらいげきげきりんに加え、積み技兼ダイウォールとしてりゅうのまい、ダイジェットとしてそらをとぶを採用しています。ダブルウィングの方が採用率が高いようですが、ダイマ枯らしとして有用なそらをとぶを今回は選びました。

強み

・積めれば大暴れ

りゅうのまいさえ使えれば異常な火力を見せてくれます。レシラムと同様S種族値は90であるためりゅうのまい一回でザシアンやこくばバドレックスを抜き去ります。舞えればザシアンはらいげきで確殺できます。

・初手ダイマックス可能

りゅうのまいが強い話をしましたが、なくても強いです。カイオーガイベルタルはダイサンダーで確殺できますし、両方最低乱数であってもダイジェット+ダイサンダーでザシアンも倒せます。

・タイプの優秀さ

ドラゴン+でんきは単純な補完こそそこまで良いわけではないですが、でんき1/4ひこう半減ほのお半減とサンダーに対して特に強いです。積みアタッカーとしてまひにかからないのもありがたいポイントといえます。

弱み

ダイマックスなしだと戦いにくい

ダイマックスすれば無類の強さを発揮しますが、ダイマックスできないと蹂躙される場合も少なくありません。スカーフカイオーガには一度舞ってもSで負けれいとうビームも一度しか耐えられないため、ダイマックスを切らないと対面から勝つのは難しくなっています。

・無理な相手は無理

当たり前ですが、ランドロスナットレイなどメジャーどころが結構厳しいのが難点です。

 

総じてこの二体はメジャーどころの禁止伝説に結構な割合で有利をとれますが、その取り巻きが重かったり命中不安で競り負けたりすることがあります。特に後者はレシゼクの双方のメインウェポンが命中85しかなく、ゼクロムに至ってはノーリスクで打てるわざがありません。日頃からお祈りを重ねておきましょう。

60戦した時点で特に苦手だったのがランドロスとゼルネアスであり、それに打ち勝てるように残りを選びました。

 

ランドロス@ラムのみ

ようき/AS252H4

じしん/そらをとぶ/いわなだれ/つるぎのまい

じめんの一貫を切るためのひこうタイプであり、ザシアンを撃退するための一人でもあります。定番のダイマックス可能アタッカーであり、想像以上の耐久と火力を誇ります。スカーフをレシラムが、たまをゼクロムが持っているため持ち物に悩みましたが、ザシアンのきょじゅうざんはいかく込みだと確定耐えすることから状態異常持ちに対してつるぎのまいが使いやすいラムのみとしました。また、アタッカー性能を高めるべくがんせきふうじをいわなだれに変更しました。

レシゼクを両方選出するとじめんが一貫することもあり、攻守一体のポケモンとして選出率はかなり高いです。

 

いちげきウーラオス@こだわりハチマキ

ようき/AS252D4

あんこくきょうだ/ふいうち/インファイト/かわらわり

意味不明の破壊力を誇るいちげきハチマキウーラオスです。明確な仮想敵を意識しているというよりは誰に対しても一定の仕事ができるような枠だと考えています。あんこくきょうだでH無振りランドロスを確殺しますが、ダイマックスされることやHに振っていることも多く過信は禁物となっています。オーロンゲに壁を貼られると全ての計算が狂うのでかわらわりを採用しました。かわらわりでオーロンゲ事態は確2なためソウルクラッシュを初手から選ばれると負けますが、かわらわりの採用はかなり少なく読まれにくいと判断しています。

 

ポリゴン2@しんかのきせき

ずぶとい/H244B252D12/トレース

トライアタック/れいとうビーム/イカサマ/じこさいせい

ランドロスを対処できる汎用的な物理受けとして新たに採用しました。私が受けポケを使うのに慣れておらず真価を発揮できていない可能性はありますが、それでも期待通りの働きをしてくれています。いかくをトレースすることでダイアースを二発耐え、れいとうビームで確2となります。

 

ナットレイ@たべのこし

なまいき/H220A4B128D156

ジャイロボール/パワーウィップ/やどりぎのタネ/まもる

ゼルネアスを対処できる特殊受けとして新たに採用しました。調整は下記のものを使用しており、ゼルネアスのジオコン後ムーンフォースを耐えつつジャイロボールで確殺します。カイオーガの雨しおふきも二回耐えます。やどりぎのタネとまもるとたべのこしとでゾンビ戦法も可能になっています。

出典

yakkun.com

 

選出

ゼクロムとレシラムを両方選出する場合

ザシオーガ以外のザシアン採用パーティの場合は基本両方選出しています。残り一枠は大抵採用されているじめんタイプを意識してランドロス、もしくはオールラウンダーなウーラオスを選びます。

ゼクロムのみ選出する場合

ザシオーガ編成の場合はレシラムがカイオーガに粉砕されるため選出せず、代わりにナットレイを選びます。ゼクロムだけで火力が事足りることもありますが、保険としてウーラオスを選ぶことが多いです。

・レシラムのみ選出する場合

禁止級がゼルネアス+レシラムの役割対象という組み合わせの場合、ゼクロムが倒されやすいため選出しない場合があります。ゼルネアスがいる場合はナットレイを選び、空いた枠は残りのメンバーを見て決めます。

 

苦手なポケモン・戦術

レックウザ

レシゼクよりも足が速く、ダイドラグーンが非常に痛いです。一度三タテされました。

ポリゴン2であれば対処できる可能性がありますが、サンプル数が少なく未知数です。

・やどみがテッカグヤ

命中不安技を主力にするポケモンが多いため、一度外すとかなり厳しくなる上記はかなり苦手です。レシラムが正面からあおいほのおを当ててくれれば可能性はあります。

余談ですが初めて戦ったのは夜中の1時でした。盤外戦術としても苦手です。

・サイクル戦

個人的に苦手です。このパーティはそれぞれのポケモンに有利不利がはっきりついており、交代で受けられると辛い場面が結構あります。プレイスキルを磨いて対抗しようと思います。

 

おわりに

これまでで一番真剣に考えてほぼ一から組んだので楽しいです。

今月は正直あまり時間がとれないのですが、精一杯上位を目指そうと思います。